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頭蓋顎顔面骨格形態に基づく歯科補綴治療セミナー
『全身と調和する歯科補綴治療』
– 個々の頭蓋顎顔面骨格形態から導く、理想的咬合構成 –
歯科治療では、1本の歯の修復治療から欠損部治療、全顎に及ぶ治療と様々なケースで補綴治療を行っています。目標は、『個々の生体に調和した理想的な咬合を与え、機能を十分に発揮できること。それが長期間にわたり安定した状態であること。』と考えます。
そのためには、個々の患者における理想的咬合構成を導き出し、補綴治療が必要となった原因を、医学的根拠に基づいて診査・診断し治療計画を立て、補綴治療に臨むことが重要です。適切に咬合を改善することで、顎顔面部だけでなく全身においても機能改善されております。この方法により、長期的に安定する良好な結果を得ております。
私たちが行っている個々の生体に調和した理想的な咬合構成は、身近な資料をより有効に活用し、明日からの診療に役立つシステムです。
📅 開催概要
日 時
・第1回 2026年1月15日（木）20:00 – 22:00
・第2回 2026年2月19日（木）20:00 – 22:00
・第3回 2026年3月19日（木）20:00 – 22:00
・第4回 2026年4月16日（木）20:00 – 22:00
・第5回 2026年5月14日（木）20:00 – 22:00
・第6回 2026年6月18日（木）20:00 – 22:00
会 場
【会場名・オンライン Zoomウェビナー】
※ 上記日程でご参加いただけない場合でも、録画配信をしていますので、第6回目の開催日までいつでもご参加可能です。
講 師
【講師名・小渕匡清 先生（ 新宮小渕歯科・矯正歯科 院長 ）】
参加費
【 全6回：120,000円（税込）】 期間中の途中参加可能です。
補足: オンラインセミナー6回受講終了者を対象に、実習セミナーを予定しております。
📚 セミナーで学べる、独自の臨床アプローチ
本セミナーでは、具体的な臨床ステップに基づき、以下の内容を徹底解説いたします。
総論： 全身と調和する歯科補綴治療を行った臨床例を用いて全体像を把握します。
診断基軸： 理想的咬合構成の基準上顎咬合平面を導き出す方法。
下顎位決定： 基準上顎咬合平面に対し顎関節が安定する位置で水平的下顎位決定法。
垂直的顎位： 頭位、頸椎、姿勢などを観察し顎顔面骨格形態を参考に垂直的顎位を決定する
生理的咬合を考慮したリハビリテーション戦略：（リハビリテーション詳細は、WEBアドバンスコースで講義）咬合崩壊の症例。 顎関節症、また表情筋、咀嚼筋、頚部筋などの緊張や左右差が顕著な症例。
これら難症例に対し、プロビジョナル補綴を用いたリハビリテーションの手順。
Digital器機を用いた３D診断の進め方・臨床への応用方法の提案
全身の調和を追求する補綴治療の真髄を、ぜひ本セミナーでご体感ください。
⚠️ このセミナーで行う臨床には、高価な医療機器は必要ありません。
👥 対象となる方
包括的・全身的な歯科治療の診断基準を確立したい先生方。
難治性の咬合崩壊症例や顎関節症症例の治療に課題を感じている先生方。
頭蓋顎顔面骨格に基づいた、再現性の高い補綴治療法を学びたい先生方。
患者も歯科医師も安心して、確実に多くの自由診療が選択される診療体制を希望する先生方。
🦴 なぜ「骨格形態」を考慮するのか
顎顔面頭蓋骨格形態は、成長発育期の生活環境的要因などに強い影響を受けて決定され、それと連動して上下の歯列形態も獲得されます。このため、頭蓋顎顔面骨格形態と歯列には強い関連性があるのです。
成人患者の顎顔面頭蓋骨の形態は生涯においてほとんど変化しません。しかし口腔内はカリエスや歯の欠損の放置により刻々と変化します。その結果、咬合は崩壊し、全身との調和も乱れます。このように変化した口腔内から理想的咬合の治療目標を見つけ出すことは困難です。
本セミナーでは、一人ひとりの患者に対し、頭蓋顎顔面骨格形態から理想的な咬合構成を導き出し、現状の口腔内と比較することで問題点を抽出し、診査、診断と治療計画を立てる具体的な手法を習得します。
これにより、真に全身と調和する歯科補綴治療を実現します。
🔎 セミナー詳細
1. 頭蓋顎顔面骨格咬合検査 （及び、歯科用CTを用いた歯科慢性疾患精密検査について）
資料の採得から資料作成について
作成した資料を基に、問題点の抽出、解決法の検討、治療計画の立案
患者さんへの説明（現状説明・問題提起・治療目標共有）
2. 総義歯の作製を元に、患者の理想的咬合構成を理解する。
頭蓋顎顔面骨格分析
基準上顎咬合平面採得法と決定法
生理的後方顎位での咬合採得
精密咬合採得
人工歯配列試適
総義歯セット
セット後の調整 など
3. 咬合に関する知識の習得と整理
生体に調和する歯科補綴治療を実現するために必要な知識を整理して伝えます。
4. 学んだことを明日から、すぐに実際の臨床に取り入れられる
Webで受講したらスムーズに自分の臨床に取り入れられるように、本院における実際の進め方などを多くの動画を用いて説明します。
繰り返し復習できるように録画配信を行います。
多くの先生方のご参加を心よりお待ちしております。