日本包括歯科臨床学会(筒井塾咬合療法研究会)で講演の機会を頂きました
2016/5/26
日程 | 時間 | 会場 |
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8月27(土) | 15:40 – 17:10 | 神戸国際会議場 |
生体と調和する咬合を目指して
我々は日々の臨床で機能回復と長期安定を目標に歯科治療を行っています。
そのために、患者の顔面骨格形態の基準をもとに理想的な咬合構成を設定し、生体の中で口腔の状態がどうあるべきかを考え、診査・診断を行い治療方針の立案をすることが大切です。
しかし、それだけでは不十分な場合があります。
例えば、同じような顔面骨格形態を持つ患者がいたとしても、年齢・体格・生活習慣・口腔内状態などが異なる場合、全身の状態はそれぞれに違います。
治療で与えた咬合がその生体と機能的に調和しているかを、全身という枠組みの中で評価・確認する必要があります。どのようにすればよいでしょうか。
当然のことですが、生体は刺激に対して常に何か反応を起こしています。部分が変わることで、全身の筋肉の状態が変化します。すなわち、咬合の変化に対する筋の反応を総合的に観察することが重要なのです。
今回、わたしが臨床で行っている咬合構成とその評価の仕方などについてお話をさせていただきます。
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