小渕セミナー

全身と調和した咬合を目指して

歯然の会25周年記念講演会で講演させて頂きます

2017/2/28

歯科医療は、幼児から高齢者までの方々を対象に、顎口腔系における機能の回復を目的に行れています。

機能とは、咀嚼、嚥下、発音、審美はもちろんですが、咬合が関与する重要なものには呼吸、姿勢維持、身体運動能力も含まれます。それゆえ全身の健康維持に大きく関与し、日常の生活の質を左右しているのです。

また成長発育期はもちろん、それ以降も生活習慣が咬合に影響を及ぼすことも知られています。

このような中で治療後の長期安定を得るには、全身と調和させることが重要です。その為には、顎顔面頭蓋形態と頭位や全身姿勢を機能面から捉え、診査·診断を的確に行い、個々に適した咬合構成を設定していくことが必要となります。

少子超高齢社会の中で、咬合に関連する治療が担う歯科の役割は益々大切なものになります。

全身と咬合の関係を考え発足した勉強会が皆様のおかげで25年という節目を迎えました。

今回「口腔と全身の関わり」 をテーマに、2名の講師をお招きし会員発表を交え2日間の学術講演会を開催いたします。皆様の御参加を心よりお待ち申し上げます。

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